電験三種を学習されている方は上記のようなお悩みをお持ちの方は、多いのではないでしょうか?
こんなとき、気を付けたいのは短期間で全科目合格するという目的を見失ってしまうことです。
好きな科目、得意な科目ばかり学習して点数のオーバーキルを狙ったり、必要以上に不安に思ったりして1つの科目に集中してしまったりして、結果的に2年、3年と学習期間が過ぎていく。
電験三種の内容を全て理解するのが目的ならそれでも良いのですが、大半の方は合格が目標のはずです。
結論から言います。
私は、電験三種を合格するために狙った点数は60点ギリギリです。
正確に言うと、例年通りの難易度で出題されれば、60点が70%ぐらいの確率で取れるだろうと思われるラインを狙って学習していました。(全然正確じゃないですね笑)
大体、資格試験でいうと怖いので80点くらいは取れる準備をしていくのが、安定して合格するためには重要とは思いますが、電験三種の試験の特性上、この60点ギリギリを狙いました。
試験範囲が膨大であること
私が、全科目合格を目指して学習したときに、気づいたことはここまで範囲が膨大だと隅々までしっかりと学習を実施すると時間がいくらあっても足りないということです。
ということは、出題傾向の高い問題を見極めて、それを中心的に学習して、徐々に詰めながら60点を超えるのかどうかを考えて学習することが最短合格への近道になるということです。
60点を取れれば確実に合格
2つ目は、60点を取れば確実に合格できることです。
当たり前といえば当たり前ですが、電験三種はどの科目も60点を取れば合格することが出来ます。
高校や大学受験のように、受験者のレベルに左右される場合は、比較対象が他の受験者になりますが、電験三種の場合は60点を超えることにのみ注力すれば問題ないです。
得意な科目で、100点近くまで点数を持っていきたい気持ちもあるかとは思いますが、それは全科目が確実に合格分岐点である60点を超えられるようにしてからにしましょう。
1科目合格後に最大5回チャンスがある
3つ目は、1科目合格してから最大5回チャンスがあることです。
過去問1周目は、自分も初見の問題で実際に出た問題ですので、自分の現在の実力を測るには最適な手段です。
なので、合格分岐点に対する確認ができるように、初見の過去問を3つくらいは試験直前まで残しておくことをおすすめします。
過去問をやることで、自分の現在地を確認して、結果から学習にフィードバックしていきましょう。
そして、また次のもので確認というのを繰り返していくことで、試験日までに自分が合格分岐点のラインの少し上くらいの位置にいられれば良いんです。
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