電験三種に最短合格する。
これは電験三種の受験生の方の誰もが考えることですよね。
私も2021年に電験三種の学習を始めたとき、1年で全科目合格を果たそうと意気込んで3ヶ月ほどガムシャラに参考書を読んで問題を解いてという作業を進めていました。
そしてその3ヶ月があったおかげで、私が得た結論は、電験三種を最短合格するなら『参考書はいらなかった』ということです。
今回の記事では、私が3ヶ月かけて得られたノウハウを、これから電験三種の学習を開始するみなさんにお知らせして、みなさんの最短合格に向けての無駄な時間を削減します!
▼動画でも解説していますので、よろしければこちらもご覧ください
なぜ参考書は不要なのか?
いきなり結論からいきます。
結論としてはテキストを使った学習を電験三種で実施すると時間がかかりすぎるからです。
これを説明するにあたって私の電験三種合格までの結果は、下記になります。
2021年度: 理論 : 65点 電力 : 75点 機械 : 60点 法規 : 50点 2022年度上期: 法規 : 64点
前述したように、電験三種の合格に向けて2021年度に全科目合格を目指して学習を開始しました。
そのときに、私もまずは参考書の周回を実行しました。
勉強は、2月から開始して5月初旬まで開始したので、約3ヶ月間参考書での学習を実施していたことになります。(長いのか、短いのか微妙ですが・・・)
使った参考書は実教出版さんのものを4科目ぶん使用しました。
この参考書は問題数が多い構成になっていて問題を解きまくって、理解を深めていく自分の学習方法にあっているかなと思って選びました。
電験三種 徹底解説テキスト (実教出版) 理論 : https://amzn.to/4c3q2Md 電力 : https://amzn.to/4a8kE8w 機械 : https://amzn.to/43dP8DY 法規 : https://amzn.to/4a57vxc
でも気付いてしまったんですよね・・・
3ヶ月もテキストの周回してるのに全然知識の定着している感じがしないし、問題も全然解けないことに。。。
このとき既に5月初旬で、8月の試験日までにこのペースで学習していたら全科目合格は絶対無理だということに。。。
結局、法規は下記の学習方法を使っても間に合わず試験直前で、B問題だけ少しやって捨てました笑
なので、私のように電験三種の最短合格を半年間500H程度で目指しているような人は、テキストを詳しく読んでいると学習時間が500Hでは足りないし、急いで範囲を網羅しようとすると学習内容が頭に入らないので参考書で学習すべきではないと考えました。
参考書を使わずにどうやって学習すればいいの?
では、ここから気になるところ参考書を使わずにどのように学習していけばいいのかについて説明します。
Youtubeの動画学習をフル活用する
結論から言うと電験三種の学習にはYoutubeをフル活用してください。
私も電験三種に関わる情報を発信しているYoutuberの1人なんですが、電験三種は受験者数が3~4万人と大規模、学習が困難であることからYoutube解説動画がかなり充実している資格の1つです。
その中でも、私がお世話になり、かつみなさんにもおすすめしたいのが電験合格さんの動画です。
この方、電験界隈ではとても有名な方なんですが、どこかの学校の先生なんでしょうか?
詳細は全くわかりませんが、電験三種の学習のわかりやすさとコンテンツの充実度は間違いなくNo.1だと思います。
その他、Aki塾長さんの動画もビジュアルが見やすくて結構見させていただきました。
Youtube学習はこうやる
動画をただ見るだけではなくて、どのように学習するのかが次に重要なポイントになりますので下記を実行することをおすすめしたいと思います。
・2倍速で聞いて学習効率をアップさせる ・視聴は原則1回にして、自分で講義動画をまとめ直す ・演習編はやらずに、過去問に進む
2倍速で聞くのは、1本の動画が1時間程度ありますので、時間効率を上げるためにも必須です。
2倍速で聞いても、自分でまとめ直す時間も考えると1本2時間程度かかりますので、私は毎日2本ペースでまとめ直すようにして進めていました。
電験合格さんの動画はどこかでの講義動画のようですので、説明もかなりゆっくりされますので2倍速でも明確に聞き取ることができます。
また、動画は1回見たら後から内容の振り返りができるように、自分でレポート用紙等にまとめ直すことをおすすめします。
動画は同じ内容ですので、何回も見るのはあまりにも非効率ですし、問題を解く際に動画学習したレポート用紙があると、わからないものを参照することができます。
また、電験合格さんの動画の再生リストに演集編のものもありますが、演習編は過去問の問題の解説がほとんどになっていますので、おすすめはこちらの動画が入っている再生リストのみを実施する方法になります。
この動画を見ながら作成したレポート用紙を参照しながら、過去問を何度も繰り返し実施していくというのが、私が考える電験三種の最短合格のための学習方法になります。
参照するために参考書を使うならこれ
とはいえ、参考書は出版社がわかりやすいように体系的にまとめたものですので、動画で得られた情報ではわからないときに参照したくなる時が来るかもしれません。
そんな方に、もし買うならおすすめの参考書を紹介します。
それはみんなが欲しかったシリーズの参考書です。
このシリーズは、過去問と2年目の法規の学習の際に、使わせてもらいましたが解説がかなりわかりやすくて参考書もカラーで初心者向けに作られていてすごくわかりやすいです。
(法規に関しては、B問題は動画学習で勉強できますが法令は参考書か、実際の法令をダウンロードして覚えるしかないです。。。)
なので、もし学習の参照に使うのであればみんほしシリーズを使われてはいかがでしょうか。
初心者向けと言いつつ、電験三種の学習をしている方は、基本的には電気の初心者の方だと思いますので学習中の方はみんなこのシリーズでいいのではないかなと思っています。
その他に有効な学習方法
その他に電験三種を最短合格する上で、おすすめなのがX(旧Twitter)に学習状況をポストすることをおすすめします。
これには以下のような利点があります。
・モチベーション維持 ・フィードバックの受け取り ・情報共有と新たな学び ・記録と振り返り
それぞれ深掘りすると、下記の通りです。
モチベーション維持:電験三種は試験範囲が膨大なので、長期間の勉強が必要になる。 そうなると、今日はいいか、とか1科目捨てようとなりがちです。Xで学習状況を 発信していると、誰かに自分を見せているので自分のマイナスなムーブは 抑制することができ、学習を継続できます。 フィードバックの受け取り:フォロワーや他の学習者からフィードバックを受け取ること ができます。間違いや誤解を指摘してもらうことで、正確な理解を深めることができます。 応援をしてもらえたりもします。 情報共有と新たな学び:ツイッターは情報が集まる場所でもあります。 自分の学習内容や気づきを発信することで、他の人から新しい知識や学びを 得ることができます。また、他の人が発信する情報を通じて、自分の興味を 刺激されることもあります。 記録と振り返り:ツイッターに学習内容を発信することで、自分の学習履歴を 残すことができます。後で振り返ることで、自分の成長や学びを確認することができます。
これは、人によってやる効果とかばらつきが多そうなのであくまでも参考です。
私は、結構習慣化すると頑張れるタイプなので最近の資格取得の時は、毎回情報発信しています。
自分が思っているよりも他の人の反応って多くて結構面白いですよ。
最後に
ということで「電験三種の最短合格にテキストは不要」というテーマでお話ししてきました。
まとめると下記のようになります。
・電験三種の最短合格には参考書は不要 ・参考書ではなくYoutubeをフル活用する ・動画配信者は電験合格さんがおすすめ ・動画はレポート用紙等に自分で情報を咀嚼してまとめる ・電験合格さん動画リストの演習編はやらなくてもよい ・参考書は使うならみんほしシリーズ ・Xで情報発信することで勉強の質を高めることができる
私が電験三種を取得するときに、かなり時間をかけて苦労した部分を共有することで、他のかたが最短ルートを駆け抜けて学習効率を高めていただければ嬉しいです☺️
以上です、読んでいただきありがとうございました。
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