エネルギー管理士ってどうやって勉強すればいいんだろう・・・
こんにちは、電太郎です。
2024年8月にエネルギー管理士の電気分野を初年度で一発合格しました。
今回の記事では、私が実際にエネルギー管理士試験を受けて、一発合格に至った勉強方法やその中で感じたこと等をこれから受験される方の参考に少しでもなればという想いで書かせていただきます。
エネルギー管理士の受験結果
まずは、私が2024年度にエネルギー管理士の電気分野を受験したときの結果は下記のようになります。
エネルギー管理士を目指したきっかけ
これから電気の学習をしていきたいと考えている方で、何から始めようか迷っている方は参考にしてみてください。
勉強開始時の知識レベル
次に、エネルギー管理士を取得する前の私の知識レベルを紹介します。
学歴:全国で真ん中くらいの国立大学大学院機械工学専攻修了
取得資格:電験三種、電工二種、機会設計技術者3級
大学院卒業ということで賢そうに見えるかもしれませんが、1年浪人して地元の大学に受かったレベルなので大したレベルではないです。
そして高校・大学時代は物理の電気分野が全く理解できず、苦手でした。
このような経歴になりますが、社会人になってから取得した資格での学習はエネルギー管理士を取得する際に役に立ったと感じています。
電験三種の知識は基礎の分野で、機会設計技術者の知識は流体、熱力学、制御工学の分野でそれぞれ役に立ったと感じました。
あとは大学が機械工学専攻だったことも少しだけ役に立ちました。大学時代あまり勉強をしていなかったのでほんの少しだけですが・・・笑
機械工学専攻出身でエネルギー管理士を電気分野で受ける方はあまりいないかもしれないですね。
エネルギー管理士の合格率も例年熱分野の方が高いようですし、機械工学専攻の方は熱分野で取得された方が楽なんだろうと思います。
使用した教材
次に、学習に使用した教材を紹介します。学習にあたって使用したものは下記の2点です。
・エネルギー管理士試験[電気分野]徹底研究(改訂3版) [ 不動 弘幸 ]
・2025年版 エネルギー管理士(電気分野)過去問題集【電子書籍】[ オーム社 ]
勉強スケジュール
次に、どのような勉強スケジュールで合格に至ったのかに関してです。
私は、24年2月ごろから学習を開始して下記のように徐々に学習時間を増やしていきました。
勉強方法
次に、気になる方が多い学習方法になります。
私が行った学習方法は下記です。
1.過去問をひたすら周回する
2.周回するなかで確認した重要な部分だけテキストを使ってノートにまとめる
先ほども記述したように、エネルギー管理士は毎回同じような問題が出題される資格試験になります。
そのため、過去問10年分をひたすら周回して理解することができれば、取得することができる資格となります。
私も、過去問周回している段階から大体7割くらいの点数が取れるようになってきて、もしかしたらいけるかもと思っていたのですが、本番でも7割程度の点数を取れました。
そして、過去問の傾向が読めてきたらテキストを使って情報をまとめ、頭を整理すると良いです。
過去問だけでは、断片的に自分が理解していて、本番で少し変えられたときに取りこぼす危険がありますので、情報を整理しておくことは重要です。
テキストはこれをするためだけに使ったので、ネットにある情報で情報整理ができるという方は必要ないかもしれません。
モチベーション維持の方法
次に、どのようにモチベーションを維持するかについてです。
電験三種同様、学習時間が長くなってくるので最重要な課題がモチベーションをどのように維持するのかだと考えます。
私がモチベーション維持のために実践しているのは下記2点です。
・X(旧Twitter)を使って学習内容、学習時間を毎日発信
・日毎に大きな学習時間の波を作らないこと
中でも、全ての学習において実行していて有効なのがXでの学習状況発信です。
これは、自分の学習を継続させるために一番有効な手段だと感じています。
多くの方に見られていると感じることで、自分は学習をやらなければいけないもの、絶対に継続していきたいものとして捉えることができます。
この学習状況の発信をして行っている資格試験は電験三種の法規以外は落としたことがないです。
それくらいおすすめです笑
まとめ
今回は、エネルギー管理士の合格体験記ということで、記事を書かせていただきました。
エネルギー管理士試験を受けると、化学エネルギー→電気エネルギー→力学エネルギーの変換をよく理解することができると感じています。
資格として、価値があるとかないとかではなく、それを受けることで自分に何が身につくのかという観点で考えると面白い資格だなと個人的には感じています。
興味がある方は、受験されてみてはいかがでしょうか?
読んでいただきありがとうございました(^O^)
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